
(財)東京都公園協会(財団法人ねぇ・・・実態は?という方には
こちら)が企画するイベントに家人が申し込み、見事当選してしまったため、会社を休んで連行されることに。お題は「
鬼平犯科帖の舞台と江戸料理」、主催者が
東京水辺ラインを取り仕切るところであるため水上バスがプランに組み込まれており、乗船そして江戸町衆料理なる「貞千代」の食事そして講師のガイド込み、お値段5300円也というプランに参加してきた。
当日は両国駅、国技館向いの東京水辺ライン両国発着場に9時30分集合。すみません、会社行くより早い時間に家出るんだが・・・どういうことなのか。ちょっと問い詰めたい・・・
両国から越中島まで、そこから散策の後、再び水上バスで桜橋へ、そこから歩いて食事処で現地解散という行程。今現在、「
ハチミツとクローバー
」を読んでいるのだが、年末にこの水上バスで遠足にいくエピソードが3巻に登場する。私が今回行ったイベントは、両国の次、越中島で早々に降りてしまうのだが、これをそのまま乗ると「
両国・お台場クルーズ」なら浜離宮からお台場海浜公園へ。「ハチクロ」に出てくるのは、木曜のみ定期運行の「
TOKYOベイ葛西」で、これは海浜公園からビッグサイトを通り葛西まで。彼らが愉しんでいるのは、
葛西臨海公園。


それとは違い海に出ぬ短い区間だが、デッキにあがって見た。天気雨が降ったり風がひどかったり、そうかと思えば風雨がやんで明るい日差しが降り注いだりと、バリエーションに富んだ表情を見せる天気のなか、これは爽快だった。気持ちいい。ただ、これ、4月でも寒い場面はある。冬場は、死にます。真山の相手してたら確実にお陀仏です。⇒ハチクロchapter.18参照 しかし
ハチクロは、青春の甘酸っぱさ出てて、しかもオトナも舞台にいるので恥ずかしさ暴走の物語にもならず、こう、いいですな。青春の書ですな。
さて、ハチクロとは縁もゆかりもたぶんなかろう
鬼平
の世界。ただ、これはある種宣伝文句、騙しの一種で。案内してくれるのは、江戸文化に詳しい日本歴史学会会員の
小林祐一
氏(新刊は「
江戸・東京歴史探訪ウォーキング―山手線29駅発
」)。鬼平ネタばかり期待する向きにはちょっと違ったかもしれないが、案内は非常に的確。歩きながら要所要所で説明してくれるのはやはり行く前、行った後で自分で調べるのとまた違い、ダイレクトに響いてくる。富岡八幡宮で神輿や相撲に関して話し、また浅草猿若町で遠山の金さん交えるなど、江戸の祭はそもそも山車だったが歩道橋や電柱のために神田明神は断念したとか北町奉行遠山金四郎が名奉行とされるに至った経緯は歌舞伎を救ったからだとか、話の広げ方が、これが生で現場で説明される醍醐味だよな、と、そのエッセイ風の語りに感心。こうしたガイド付ならツアーも楽しい。
平均年齢はやはり高く、とはいえさすがに歩く時間が合計2時間はあるので隠居老人だらけという感じでもなく、60歳でこぼこのまだまだ十分十二分にアクティブな方々で、予想通りというか少し違ったというか。でもやっぱり学生だの若い人はおらず。まぁ時間と金額もネックだわな。
水上バスもガイドも楽しく、いい散歩にもなったと思いつつたどり着いた先は浅草の
助六の宿貞千代。本業は観光旅館である。食事の場は座敷。靴を脱ぐというのは、結構な時間歩いた後ではいかがなものか、と思うが仕方ないか。人数も人数だ。食事は、まぁ、こんなもんかなぁ、
江戸町衆料理と言われてもねぇ。量はほどほど。ただ、ここは団体しか受け入れてくれない。夕会席なら4名から、昼は10名から。なので、ツアーに組み込むにはちょうどよい。個人客も参加する意味がある。⇒
ぐるなびで、だ。そこのオヤジさんが出てきて話をするんだが・・・昼なんでね、あんまり下品な話されてもね。飲んでるんならともかく、食ってるわけだし。だいたい、そこで喋るんなら場を読んで、江戸町衆料理とはなぞや、について話なさいな。5300円の値段設定には、やっぱ高いなぁ、と思うんだから、手間隙かかってとか再現してますとかね。そういう言葉で普通に食べたら結構なお値段なんですよ、とかね。私の値づけはMAX2000円、実際1500円くらいで食べたいよなぁという中身でしたが。オプションの日本酒が1100円でちと高いなと。その後
神谷バーでデンキブラン一杯引っ掛けて帰りました。
全体的にはまぁ満足。今後もいろいろ毎週のようにイベントあり。水辺ラインは確かに楽しいし、よい季節になってきたので、ぜひお試しあれ。冬が来る前に・・・ってまだ夏も来てないよ。
posted by happysad at 18:34
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