日本銀行は本店の見学を常時開催している。今は業務が新館にほぼ移管しているため、重要文化財に指定されている旧館内部を案内するのが日本銀行本店見学であるが、現在は休止中。かわりに、
日銀ウォーキングミュージアム KINCO 〜日本銀行×東京藝術大学 地下金庫展〜が実施されているので参加してきました。
事前にハガキにて登録する仕組み。前営業日までの予約状況がWEBサイトにアップされているので、希望日に参加可能かどうかの予測は比較的容易でした。参加可能日の連絡はハガキが届きます。その案内状が入場証兼用。
身分証明証を必ず持参ください
の文言があるのが、社会見学としてはややハードルの高いところではある。
■警備員に入館証提示を求められる
当日は、西門からの入場を指定されます。門前には警備員がいて、どちらへ、と誰何される。ハガキをみせると、先の階段を上った扉のなかで待つように、と指定され、待合い室にて受付時間まで待機。案内のお姉さんたちが訪れ、入場証と身分証を照合され、そこでハガキは回収される。ただし、代表者のみでよいので、その点はゆるい感じも。一方、場内はセキュリティチェックがあり、探知機では携帯電話やカギ、傘、ライターの類はひっかかるので持ち物は不要ゆえロッカーに預けるよう案内される。
■金属探知機を通って見学へ
金属探知機を通るよう促されるのだが、結構ピーピー鳴るひとを見かける。私は何も持っていないのでそのまますんなり。パンフレットと見学証を渡され、ホールにて着席。見せられるのは案内ビデオ。どんな出来かというと、酒井美紀が出てきてナビゲーションするもので、ナレーターはおそらく窪田等(「情熱大陸」などなど)。スマートなつくりで、洒落た仕上がりになっているのに正直びっくり。内容も、いまは公定歩合でなくてオペレーションと呼ばれるもので金融市場の安定を図っている、などという話で、単なる建物探訪ではありません。画質がよかったら感動したかもしれない。いや、そりゃ言い過ぎ。
■展覧会は邪魔
見学のための導入であるビデオの上映後は、見学会に入る。歴史ある建造物のなかで、その建物をじっくり見たいところだったが、芸大の学生だかの作品が飾られていて、これは本音をいうと邪魔に感じた。場所にそぐわないというか、展覧会を見に来たわけではない身としては、ゲイジュツに対する不信感を増しただけだった。藝術って、独りよがりよね・・・
■松の廊下
歴代総裁の肖像がが並ぶレッドカーペットは松の廊下と呼ばれているのだそうな。その先に総裁室があったから、ということらしい。その先のドーム屋根の下には様々な展示品が。案内のかたの話は要所おさえた的確なもので頭に入ってきやすい、こなれたもの。偽札対策もあり千円札は現在1〜2年、一万円札でも3年程度で回収廃棄されているというのは、そんなに早いのかと思った。それよりも、偽札は受け取った瞬間に自己責任になる、という話が、知ってはいたが改めて聞くと、うーん、それはないよなぁ、と。でもそうしないと偽札詐欺もあるし致し方ないのだろうけど。なお、裁断された札屑を見学のお土産品としてもらいました。
■地下の金庫は・・・やっぱり作品のおかげで中途半端
地下の金庫は、展覧会とセットなので自由行動。しかし、展示物が邪魔というか、金庫の状況を示すための日銀側の展示品が不自然に置かれているところに芸大生の展示品があるので、アートっちゃあアートだが、そういうアートをみたくて来たんじゃないんだけどなぁという感想を抱く。そのまんまの日銀のほうが、面白いし興味あるんだよね。
■しまいに爆笑ネタがひかえていました
最後はエレベータで1階にあがり、アンケートに答えて入館証を返しておわり。なのですが、右手におみやげコーナーが、というのでふとみると、なるほど、ありました。日銀グッズが自販機で売られています。すごいな、この自販機・・・しかもお札タオルとか、すごいものが沢山。いやげものとして是非。私はオトナなので買いませんでしたが。
■会場内では、喫煙・飲食・撮影・録音は不可
カメラもっててもダメですし、飲み物ぶらさげてもいけません。ケータイ自体が金属探知機にひっかかります。ま、持っててもいいんですけど。メモ書きはOKで、特に何も言われませんでした。書くこともなかったですけどね。とはいえ、これは、結構面白い体験でした。連れに断られ(家人は乗馬体験なんてものに行きました)ひとりで行ったのですが、受付開始から出てくるまで一時間半、退屈しなかったです。
posted by happysad at 17:43
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