家人が、地域の物産店で新しいのができたから見たいというので、ついていった。そこで目にしたのが、「ぐんまちゃん家」なるスペース。
「なにこれ!ぐんまちゃんち だって!すごいネーミングだな、おい!」
と言っていたら家人がすたすたと中へ。目的地、ここかよ!
というわけで入りました、ぐんま情報総合センター「ぐんまちゃん家(ち)」。アンテナショップは都内に多いわけだが、それを期待していくと、これがずいぶんと拍子抜けする。建物の1階と2階を利用しているのだが、1階部分は非常に狭い。そこにおいてあるものは、数が少ない。酒や野菜、そのほか物産品だが、それにどういう売りがあるのか、がいまいちわからない。そして、売り物以上に、パンフレットが幅を利かせている。あふれんばかりの数。2階に向かう階段にも、パンフレットが腐るほど刺さっている。で、2階はイベントスペース。実演販売しているわけだが、試飲できますよ、というが、それが群馬も何もしらない者にとって、手に取る理由が何一つ見当たらない。ほかではない特産品を売っているわけではないので、では特別な売りを見せてほしいわけだが。
要するに、特産がないのか?しかし群馬といえばこんにゃくだろう、と短絡的に思うものには、で、こんにゃくはないわけ?と思ってしまう。いや、別になくてもいいのだが、名産品でなければ地域外のひとが買う必要なんて特にない。そもそもこのぐんまちゃん家は、
これまでの物販中心の自治体アンテナショップと一味違う、
コミュニケ−ションスポットとして、展示・交流型の拠点を目指します。
ということではある。実際、群馬に足を運んでもらうことを企図したものに、2階のスペースはなっていたようだ。しかしそれが、鉄道を使ってもらおうという誘致だったが、広くもないスペースの奥を休憩所にして、お茶を出し、モニターで旅チャンネルかローカルTVでやってたっぽい鉄道の観光ビデオを流している。長い時間滞留するような場所ではないと思うのだが・・・しかもちらっと見たら、途中下車したレポーターが、「この駅舎がいいんです」とかやっている。いいけどさぁ、鉄オタ、駅テツなんかにしかアピールしないんじゃないのか、それ。
鉄道なら、そこに行くと何を見ることができて、そばにどんな見所があって、というのをアピールと思うが、その効果的なアピールがなかった。どこかの鉄道みたいに、ぬれ煎を鍵にして経営再建、というような、そんながむしゃらな売りも特に見かけなかった。雑然としていて、何がやりたいのかわからない。こんなものを県が税金使ってやっているのかと思うと涙が出そうになったが、まぁ群馬県なんて縁もゆかりもないので私が泣くこともないと引っ込めた。
アンテナショップではない、と胸を張るのは勝手だが、近くには岩手の立派な物産店があるわけだ。これだけほかに代物があるなかで、どう研究したのかと問い詰めたい出来である。ひどさとしては、日本橋にある新潟のアンテナスペースに似ている。流動的な展示内容、というのは、やっぱりぐだぐだになりがちなのだ。ただ、新潟の場合は、スペースの形がワンフロアのほぼ正方形でごちゃごちゃ感はなく、名産を売ることに手を抜いていない分、メッセージは明確。スタッフの数が客よりも多いんじゃね?という点は共通しているが、二階までのぼらせる群馬の場合は客に脱力感を覚えさせる。
情報だのコミュニケーションだのいうのは、売り物がないためひねり出した文句だろうが、それはものを売るよりも難しい。パンフレットを置けばいいというものではない。しかもおきすぎだ。パンフレットを置きたがるのはやめたほうがいい。それをやりたきゃWEB使っていろいろと発信したほうがなんぼかアクションにつながるだろう。プレゼンテーション能力がないのに、プレゼンテーションに依存する施設をつくろうとするのは、ナンセンスである。すぐ近くに
いわて銀河プラザ
という活気のあるアンテナショップがあるなかで、その視察も何もしていないのか?いいところを取り入れようという研究は? まぁお役所も大変なんだろうけどさぁ。
どうしようもないなぁ、群馬。と思ったが、そういやご近所の栃木ってあるのかなアンテナショップ?と調べると、観光案内所みたいのしかないらしい。やっぱり特産品が少ないから立ち上げづらい?いや、あれがあるじゃないか!しもつかれ! で、食べ比べですよ。「ほんとのしもつかれは、何番?」みたいな。ほかに用意するのは〜
posted by happysad at 11:43
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銀座