写真・語り 宮崎あおい、というクレジットのこの本は、本文撮影に小山理子という名前も併記されており、あおいちゃんの撮った写真+あおいちゃんを撮った写真+あおいちゃんの日記や語りを採録、という構成になっている。先の一万円する写真集よりも、宮崎あおいを感じられるのはこちら。
口調は割と固めでCXの「ザ・ノンフィクション」のナレーションを思い浮かべると声も頭の中に響いてくる。もう、そのままの語り口。日記の延長だが、サッパリとしていて心地よい文章。
そこに、中国に行って撮った写真(ANAのプロモーションと一緒に済ませた仕事?)がかぶさり、更に、そうしたあおいちゃんを撮るオフショットに近い写真と、全体で中国旅行記を中心とした二十歳を迎える宮崎あおいになっている、という入れ子構造の一冊。しかし可愛いなぁあおいちゃん、って結局そこか。でも宮崎あおい自身の写真もあってこそ完成となる構成の本だと思う。
タレントさんのプロフィールなんてろくに知らないし調べもしないので、高校を服飾専門にいって、でも色々考え中退し、しかし高校卒業の資格はとったほうがいいと通信に行くことにした、なんて話は、ふーん、そうなのかと。そういえば。以前、タレント志望で事務所に呼ばれて上京し高校宙ぶらりんになったままの子に、学校出ておいたほうがいいんじゃないのと無責任にイケイケと声かけたが、課題だの出席だの金銭面だの結構たいへんだったようで、一度レールから外れるともう一度乗っかるのは体力気力がかなりいるんだなぁと他人事で御免と思いつつ感心したことを思い出した。
思い出したついでに、巻末にあおいちゃん手書きの文字が載っているが、あー、こういう字なのねという、雰囲気わかるけどクレヨンで書いたような幼い文字。かわいいけど字イマイチな子って結構いるんだよな、幻滅とは言わないが。ほんと、なんでそのかわいさでその字なんですか本当にというのは割と目にする。そういや家人の字も・・・いや、いやいやいや。あ、まぁ、逆説的にかわいいと言っていると言うことで一つ。まぁ字の綺麗な可愛い子キレイな人も当然いるわけですが。
本に戻って。いろいろな視点、要素を組み合わせて構成している分、独りよがりな写真集やエッセイの類に陥っていない。これは良いことだと思う。なお、1500円という価格設定だが、実は1429円+税。1500円税抜きが送料無料条件のところもあるだろうから1575円のほうがネット通販時代には良いのではと思ったが。アマゾンは1500円税込みで送料無料なので、この本の値付けから一冊で送料無料です、ご安心を。なお、「宮崎あおい写真集 20TH ANNIVERSARY 「光」」と併せて買っている人が多いようですがね。
→宮浮おい
(宮崎あおい
)/祈り
過去記事→撮って撮られる私、【写真集】宮崎あおい写真集「光」
posted by happysad at 00:32
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