2008年05月01日

【映画】「バンテージ・ポイント」面白かったんだけど、それだけじゃヒットしないのか・・・

バンテージ・ポイント」は題名が頭に入りづらいというか「バニシング・ポイント」だっけ?などと混乱してしまって相変わらず覚えられない。で、デニス・クエイドが出ているのだからそう駄作ではないだろう、と予想する。シガニー・ウィーバーウィリアム・ハート、さらに曲者フォレスト・ウィテカー の名前があって、後者の場合は出る作品も撮る作品も波が激しいんだよなぁと不安にはなるが、いや、見てみればこれは佳作でした。B級エンタテインメントではありますが、とことん作りこんだ手抜きのない作品。

話は本来は簡単。大統領狙撃計画があって、裏切り者がいて、それを主人公が追い詰める。オーソドックス。でもそれを、同じ場面をいろいろな人物の視点から描くことで、目先を変え、事実を小出しにする。この小出しかげんが上手い。 同じ場面を視点を変えて何度も描くことで話が重層的になる。

そしてそのうち、追いかけっこがカーチェイスになっていく。最後には、なんだかなぁな結末で、人を人と思わない悪党のように見えても、突然の事態にはつい反応してしまう、という落とし方は主人公の行動と無縁の結末ですっきりしないが、まぁ、まとまっているから良いのだろう。裏の裏のラインまで描いている話に心地よく乗りました。90分という尺にも拍手。締まった100分未満映画は大歓迎。

こういう映画に、オヤジたちが行かなくなっちゃってるのが問題。自分たちの居場所をなくすのは自分たちの行動なんですね。

バンテージ・ポイント

posted by happysad at 19:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・映像関連
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