2004年10月11日

ポツドール vol.12「ANIMAL」@三鷹市芸術文化センター 星のホール

芝居はどうしてもドキュメンタリーが出来ない。それを逆手にとって演出してきたのがポツドールの路線なのだと思う。

WEBサイトには
今回は「風景」で見せるということに挑戦しています。
と言っても、こ難しいことは一切やっておりません。
ポツドールの今までのどの公演とも、違う試みをしております。
前回公演「激情」とは、全く違います。

セミドキュメントを経て「男の夢」「激情」に辿り着いたポツドール。果たして次は…。
三鷹の広い劇場をどう使いこなすか。ご期待下さい!

とあった。
ちなみに劇団の経緯については

第1回公演から第4回公演まではいわゆる演劇的な過剰なドラマを得意とし、多くの観客から支持を得る。
が、2000年7月、第5回公演『騎士(ないと)クラブ』で、それまでの作風を一変させ、演劇的なものを最大限に排除したドキュメンタリータッチの作品に挑む。 「リアル」を徹底的に追求したこの作品は「セミドキュメント」と称され、これを機会にメディアに大きく取り上げられるようになる。
そして、第6回公演『身体検査』では舞台上の完全ドキュメントを実行。役者が一切、演技をせず、プライベートを背負ったまま舞台に上がるという表現手段は、 多くの賞賛と批判を同時に受け、小劇場界に衝撃を与えることになる。
その後も「リアル」にこだわった作品づくりに努め、 公演の度にセンセーショナルな話題を巻き起こしている。

と自ら総括している。


但し私には初見の劇団、なので今回の演劇題目のみについてしか書けないことをお断りしておく。



群集劇のリアリズムを追求し、ふつうの演劇から一線を画す。
ドラマの芯となる出来事はある。
だが、それは見ていて朧げに感じるしかない。

チーマー系の若者たちが群れるなか、ヒップホップが大音量で流れる。
普通に自然な会話がなされているのだろうが、観客にはほぼ一切聞こえない。
ダイアローグは全く聞き取れないまま、演劇は幕引きとなる。
客電がつくが音楽は鳴り響き、客席は若干戸惑いながら、時計を見て終演と認識し席を立つ。


なるほど。見る者が注目する物を決めないといけない芝居というのは、面白い手だ。
正直言ってややシンドかったが、その分、1時間15分と尺も短い(※佐藤治彦氏の指摘によると更に短く実尺1時間5分程。観賞日違いますが終わった時間は早かったのでたぶん同じくらいかと)。
音楽がもう少し切り替わるような芝居だったらさほど退屈しなかっただろう。


今回は、一場面を切り取ったスケッチ。遠目の監視カメラで見る形、というか、安全なところから作られたリアルを見るのは、これは動物園ではないか。だから「アニマル」なのか?そうなのか?

MITAKA "Next" Selection 5th. 参加作品
\2,800


ポツドール

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感想はともかく、開演時間に遅れて行く位なら入るな。偉そうに語るな。えんぺの一行レビューを自サイトへの誘導に使うな(単なる打ちミスかもしれんけど)。
※もうない。追記参照。

そうそう、この演劇で一番感心したのは、美術。しっかりしたつくり。あれだけは感心できると思う、誰でも。






下のように色々書いたが、日記は最新記事のみで過去ログはとっていないようなので既に消滅しています。

★追記
佐藤治彦氏のページは
http://www5e.biglobe.ne.jp/~haruhiko/から「日記」をクリックして入場してください。※URL貼り付け間違えてました。訂正。
細かく説明されているようなので私もつけたし。※めまぐるしく更新しているらしく今見たら該当する「細かい説明」記事は既にないようです。


芝居自体の感想は別に構わないと思いますし私がケチつける類のものでもありません。同意しないでもない内容ですし。そして、遅れて行くことが劇団や演目に対して失礼と主張する気もありません。
ただ、遅れて開場に入るということは、他のお客さんに対しては少なからずメイワクになっているわけです。それは一瞬のことかもしれませんが、対価を払って見ている他の客に対して失礼であり、それを正当化するかのような発言は無神経だと思うので上記のように書きました。

それと、えんげきのぺーじの一行レビューでは、ふだんから星をつけない氏の感想は異彩をはなっていますが、やはり、ノーコメントは様々なひとの訪れる他所のサイトに書き込む態度としては違和感を覚えます。が、まぁノーコメントなのはそういう内容であることの意思表示だ、と言われれば、納得しなくはないですが。誘導自体が悪いと言ってるわけではないですが、みんながノーコメントで自サイト誘導を始めたら、一行レビューの存在意義が薄れませんか?という意味で、ちょっと違うんじゃないの、と書いたまででございます。こちらは私もオーバーランって感じですね、すみません。

氏のレビュー自体は、ご覧になっている数も多く、そのたびに「良く見てるなぁ」と感心しますので、面白いですし今後も度々読みに行こうと思っています。

※ここだけの話。雑誌媒体に載る氏の文章を読むたび、なんでこんな情報もなければ視点もない、薄いものが載るのかなぁと思っていました、昔っから。最近は、雑誌で目にする機会がないのでなんともいえませんが。その辺の思いがオーバーランを招いたといえなくもない。別に人物として嫌いとかそういう感情は全くないのですが。
posted by happysad at 00:42 | Comment(0) | TrackBack(3) | 芝居・演劇
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