最凶最悪の魔法使いと人間が戦い結果魔王を刑務所に繋いでから1000年後の世界、刑務所に近い村は副作用なのか皆が魔法を使える事態になっていた。僕一人を除いては。そんな僕は魔法なんか、と科学による工作にいそしむ。そして迷い込んだ刑務所近い森で、ひとりの女の子に危機を助けられる。そんな設定で始まるファンタジー。だが、終わってみれば、最初に見えた姿からかなり脱皮を遂げていて。基本的な話は「凹村戦争」とかわらんのではないかと思うが。一人だけの世界、という話で。いや、それでいいんだと思う。これだけ印象違うのに、実はおんなじ話ってのは逆に尊敬する。人はそんなに言いたいこと書きたいことがあるわけではないのだから、寧ろ好感がもてる。
ただ、そんな展開かよ!という急転直下を可能にしているのが、そのシンプルな絵のせい、というのが、描き込むマンガが好きな私としては、フクザツな感じがする。大友克洋とか内田善美が好きな人間に、素直に評価できないんだよね、この手の作品は。別に小説でやればいいじゃん、というものでもなく、この絵だからこそ伝わるイメージと言うのが確かにあるんだけれども。
いや、面白いし、「凹村戦争」がダメな人ほどオススメ。値段も1200円と安いし、まずこっちからかな。いや、アマゾンだと送料無料は1500円以上からなので、2冊まとめて買うのがベストか。ってことで、まだの方、買うならうちのリンクからお願いします。←そういう話なのかよ。
西島大介(にしじまだいすけ)⇒公式サイト
世界の終わりの魔法使い
