COLTEMONIKHA
CDはここのところ売り払う一方で、いわゆるJ−POPで埋まっていた棚は、バンプオブチキンとクラムボンを除いてほぼすべて、フィッシュマンズも大瀧詠一も真心も何もかも、ピチカート・ファイヴさえ全て処分してしまった。
そこまでやっていたので、いくら京セラのCMが気になっても、アーティスト名覚えられないからいいや、で済ませていたのだが、いつまでたってもオンエアが終わらない。かわいらしい音、かわいらしい声、ヴォーカルはデザイナーでもあるというしモデルということはルックスもいいわけで(→酒井景都(http://moura.jp/liter/kate/)、でもってピチカートのフォロワーと目される capsuleの中田ヤスタカ(http://www.contemode.com/)がプロデュースということは、そりゃあ好みであるわけで。当然、ピチカート・ファイブの焼き直しとなれば、ますます耳に馴染みやすく、当人のルックスもグレードアップするのが、たとえば女性二人組がベイブを経てWINKに発展したようにそれは世の常。
アルバムは、ピコピコかわいい音を並べて、機械的な処理をしたようなヴォーカルを乗せ、新しいような、いやYMO時代のような・・・という、2006年のマーケティング的には極めて正しい落としどころ。
7曲という分量はよく、しかしiTunesで検索間違えたので探せずCDを買ったのだが、ITMSで買えば1050円で済む。→COLTEMONIKHA
が、CDを買って正解だったのは、歌詞。CM
ソングである「そらとぶひかり」、これは、よく聞くと歌が巻き舌っぽいのだが、それもそのはず、言葉遊びで、ひらがな歌詞にあわせた英語詞があり、それを音に乗せているのである。歌詞カード見るまで思いもしなかった。
♪そらとぶひかり きみのもとへ とある歌詞は、"so a lot of heat curry""gime me no motorway"とある・・・ってムリないですかねこれ。「ゆらめく」は"you are miracle"「いつもすきという」"it's a mosquito! you"って・・・
でもこういう遊び、付加価値こそが、CDを売っていく売りになるんじゃないですかね。DVDつけるだけじゃなく、写真集なんかもいいですが、CDを買ってこそ楽しめる仕掛けとして、レコ社はものすごく真剣に考えるべき手がここに示されていると思います。過去になかったわけではないですが、配信でなくCDを出して売る理由を、「音質がいい」なんていうスペックではないところに意識的に見いだすことが今必要とされていることに・・・気づいてないバカはいないでしょうけど。※追記:歌詞もダウンロードできるじゃん、って、いや、そういう場合もあるけれどできない場合もあるし、できるときでも、DLして聴くようなひとはそういう意識がない一方、CDで買う人は歌詞カードたいてい開くという、そういう問題ね。



