マンガ一巻読破

2005年02月13日

【演劇】シベリア少女鉄道「アパートの窓割ります」

場所は喫茶店。社会人野球のメンバーであるようだ。高校時代に争った2人が、社会人野球でもまた別チームで。二人には幼馴染の女の子がいて・・・

設定は『H2』、名前は一也と和也で『タッチ』もどき。中西と岡田で、でもあだ名はいっくん、わっくんだから、何?と思っていたら漢字から来ている呼び名なのね。

ぐだぐだと展開される前半部、不自然な言い回し、その辺りでつまらないと見切りをつけるのはシベ少ビギナー。この劇団の真髄がわかっている者ならば、終盤、予想もしない地平に連れ出してくれることを期待して、じっと待つ。待つ。待つわけなんだが・・・アレ?

・・・

公演中だから詳しく書けないが、公演が終わっても、特に書くことがない。

あだち充マンガのパロディ、という以上のものがあるのだろうか?しかも、前半の伏線、ほとんど関係なし。読めたのは、カップの一件だけ。これのオチはわかった。でも後は・・・だって想像しようがないんだもの。いや、想像できない展開のほうがいいんだけれども、これって、終盤だけお笑いコントとしてやってもおんなじじゃない?つまり、前半なくてもいいんだよ、今回。それって、どうなの?

それにシベリア少女鉄道は、トップス向きではないのではないか。ここだと狭いだろう。※ステージが狭くてあまり奇抜な手が打てないと言う意味。芝居のスケールがトップスでは狭い、などということでは勿論全然ない。

などいいながら、次の芝居の前売り券、買っちゃったんだけどな。『笑顔の行方』は@紀伊國屋サザンシアター。5/6⇒11の公演。3ヵ月後にはもうあるのか。大丈夫なのか?

シベリア少女鉄道 vol.12 死ぬまでにしたい12個目のこと
『アパートの窓割ります』
THEATER/TOPS
指定前売2800円

⇒過去記事
VR天までとどけウォッチ・ミー・イフ・ユー・キャン二十四の瞳


■他のブログではどんな評価か?公演中なので皆さん控えめではありますが・・・
Green Onionさん⇒「それなりに面白かった。でも、普通の芝居で、シベ少らしさがなかったのは残念だし、不満。」そう、後半の肩透かしは、あれはシベ少マニアに対しては「しめしめ」という感じでしょうけど、でもそれって、作品としての面白さには繋がっていかないですよね・・・
休むに似たり。さん⇒「前半のドラマに力を注ぎ、映像や仕掛けに頼らなかった結果。実際のところ、とてつもなく大きなネタを見逃してるんじゃないかと思ったのです。個人的にはかなり不発な感じ。」シベ少に普通の芝居は誰も求めてないですものね。演技は、レベルが低いとかそういうのではなく、パロディという地点にたったものなだけに。
The Toad Elevating Momentさん⇒「散々振った挙句の、終盤の大ネタ一発のカタルシスが持ち味なのに、今回はその掟を放棄してしまった。かと言って、代わりの必殺技が繰り出されるでも無く、うすら寒いまま終わってしまう結果に。」見切りつけて当然、と私も思います。でもまぁ特殊な劇団なので逆転打を期待しちゃうのですが・・・
米に描いた世界地図さん⇒「今回は発想が小粒。小粒も小粒。キシリトールガムを4等分したくらいに小粒。」ま、でも、腹は立たないんですよね。つまんない芝居ってわけでは・・・あるんですが。どうしちゃったの?と思うのが先だし。
はぐれ警備純情派海外ドラマ監察記さん⇒「今回は普通の演出かと思っていたら、何やら台詞が全篇通して思わせぶりで勘違いを呼ぶ。最後までモヤモヤ〜としたものが残った作品でした。」普通の作品というか、そのもやもや感でもどかしさを感じさせるには、きちんとした演技力の裏打ちが必要で、となるとシベ少向きじゃあないんですよね。もしかすると、土屋さんはそろそろ、シベ少という自劇団でなく、他の劇団や役者さんを使って作・演出すべきなのかも?
僕らは行くしかないさん⇒「期待していた割にはいまいちな内容でしょんぼり。」期待にこたえなきゃいけない重圧ってのもあるのかもしれませんけどねぇ。いや、そんなレベルじゃなかったよな今回・・・
まんぷく日記さん⇒「・・・残念。っていうか、落ちがない?(笑 あれだけ長い前フリやっておいてさ。」そうですよね・・・今回は開演後1時間、まるまる要らないですし・・・

番外
Junk ―低空飛行激突寸前日記―さん⇒「恋人とバレンタインにシベ少……。そんな過ごし方をするカップルはこの世にいるんでしょうか……」しかも今回、この出来ですしねぇ・・・

みなさん見方は好意的なんですが。こうして集めてしまって、なんか、傷口に塩をぐりぐりぐりぐりぐりと塗りこんでしまったようで、公演中にこれはいけなかったかしら。

っていうかこの公演、助成金だかなんだか出てるんですよね。その手の芝居ってどうも守りに入ると言うかイマイチな演目が多い気がするのは、気のせいでしょうか。別にチェックは入ってなさそうですけど。入ってたらもう少しまともな出来になったとかいうことは言わない。

【追加】
デジログからあなろぐさん が今回の意味を分析。
しのぶの演劇レビューさん に概要あり。


【お芝居好きに・・・】
⇒雑誌の定期購読はいかがですか?
演劇ぶっく
Invitation(インビテーション)
⇒持っていると便利?
チケットに強い!PIAカード
⇒演劇の放送は、結構あなどれないラインナップ
ステージ見るならWOWOW
3月の放送は=「鈍獣」「NODA・MAP走れメルス」「ロミオとジュリエット」(蜷川幸雄×藤原竜也×鈴木杏)さらに「透明人間の蒸気」「NODA・MAPオイル」「ハムレット」(蜷川幸雄×藤原竜也×鈴木杏)「ディファイルド」を再放送。
4月の放送は=「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」
posted by happysad at 23:46 | Comment(3) | TrackBack(4) | 芝居・演劇
この記事へのコメント
トラックバックありがとうございます。

公演中ですからねぇ、あと、まあまだ愛は残ってますからねぇ。その奥歯もものの挟まり具合で言ったことが、傷口に唐辛子すりこんでるような気もしますが。

だいじょぶなのか、ほんとに、とあたしも思います。
Posted by かわひ_ at 2005年02月16日 02:07
トラックバックありがとうございます
次回作はサザンシアターという劇場の広さに危険な香りを感じます
Posted by はぐれ警備 at 2005年02月16日 03:07
今週の『SPA!』に、土屋氏のインタビューが載ってます。でもシベリア少女鉄道は、公演中の舞台に触れるわけにいかないし、かといって過去の演目もなかなか説明しづらいしで、微妙な内容になってます。
Posted by happysad at 2005年02月16日 12:14
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Weblog: まんぷく日記
Tracked: 2005-02-15 20:35

アパートの窓割ります
Excerpt: シベリア少女鉄道の「アパートの窓割ります」を見てきた。 それなりに面白かった。 でも、普通の芝居で、シベ少らしさがなかったのは残念だし、不満。
Weblog: Green Onion
Tracked: 2005-02-15 20:59

シベリア少女鉄道『アパートの窓割ります』
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Tracked: 2005-05-08 00:37

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