バクマン。 5 (ジャンプコミックス)
高校生コンビが漫画家を目指す話、は週刊連載が決まり、本物の漫画家になった。漫画家になるのがゴールではなく、アニメ化されて彼女と結ばれるのがゴールの話、なので、この後が本編である。
ジャンプが舞台ということを上手く使い、アンケートに一喜一憂する姿が描かれる。シビアな話で、しかもアンケートにとらわれすぎる内容だが、漫画家という仕事の本質を描いているのだろう。自分の思うとおりに描いてそれで人気が出て売れるなら、それに越したことはない。が、読者あっての職業であるから、人気は気にしなければいけない。しかし気にしすぎて小手先の技に走ってもそれは一時的なカンフル剤にすぎず、身につかない。でもアンケートの結果が下がれば、気にしないというわけにはいかない。担当編集も含めたせめぎあいで、担当と作家の息が合っていることがまずは必要なのだろう。そこに毎週結果がついてくるのだから、これはシビアな仕事で、ボタンを掛け違えればあっという間に気まずいことにもなっていく。
こういう現場におらず外野からやいのやいのいうだけの読者って言うのは本当に幸せな存在だと思う。作品をありがたく楽しませていただきます。 → 【オススメ】 大場つぐみ、小畑健/バクマン。 | マンガ一巻読破