年老いた親とその息子との関係を、犯罪加害者一家と加賀刑事との双方を対比しながら描く一作。一方で事件を起こした人物本人の描き方は類型的。話の重点がそこにはないからそれでいいのだとは思うが、やはり少々引っかかる。それでも、それ以上の話を用意しているので、ここはこだわることではないのだろう。そもそも実際の犯罪なんて、そんなものだろうから寧ろリアルなのかもしれない。
加賀刑事の凄腕ぶりは本庁でも有名であるという点、それを明示しているのは面白かった。なお、従弟と同行していることもあってか、単独行動時に発揮する普段のコロンボ的な行動はあまりない。
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赤い指 (講談社文庫)
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こんなものを買った。: 東野圭吾「卒業」
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こんなものを買った。: 東野圭吾「眠りの森」
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こんなものを買った。: 東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」
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こんなものを買った。: 東野圭吾「悪意」
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こんなものを買った。: 東野圭吾「私が彼を殺した」
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こんなものを買った。: 東野圭吾「嘘をもうひとつだけ」
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こんなものを買った。: 巧い。東野圭吾「新参者」
さて、加賀恭一郎シリーズを一気に読んだが、オススメするとしたら、「どちらかが彼女を殺した」「悪意」「新参者」だろうか。「悪意」の発想は素晴らしい。3作とも向いている方向は別。同一人物のシリーズでも幅広さを感じられるというのが長年一線で評価され続けている作家の腕か。
posted by happysad at 00:08
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