2009年10月31日

良書です−双田譲治「育毛物語」

育毛物語.jpg
育毛物語―実録潜入ルポ

実録潜入ルポ、とあるように、育毛発毛を商売とするサロンに客として訪問したルポルタージュである。一方で病院やメーカーなどにも訪れている。

ヘアサロンは売ることが商売であるのだからポジショントークをするのは当然。そのなかでも安いか高いか、事前の話と違うかどうか、きちんと説明をするかできるか、そのあたりで良し悪しは出てくるようだ。事前に予想するように、全てがNGであるわけだが。

消費生活総合センターや日本毛髪科学協会へのインタビューを交えており、これがおそらくもっとも冷静。病院は病院でポジショントークを行う。場合によってはこれが一番、上から目線で物を言われ自信の裏づけもあるために厄介かもしれない。医療機関の言うことも一面的なものにすぎない、という認識は、この手の話をする際に失念しがちなことであるので、そこにも目配りしている点でバランスが取れている。

結論についても筆者は決め付けない。が、普通の生活を送ること、それを守るもとが重要でそれ以外には何もない、というのが主たる結論である。髪に悩んでいる若い人は読むべき。何の解決にもならないかもしれないが、余計なことをしなくてすむ。

とりあえずテレビCMをうっているからといって信用してはいけない。リーブ21に資料請求すると和田アキ子のファンクラブの入会案内が送られてくるというのは笑った。企業が問題起こしたら広告に出ているタレントも糾弾されるべき、なのだろうか。一蓮托生な気もするが所詮タレント広告塔にそこまでの罪はない?でもそれで金儲けしているのなら、被害にあった人は和田アキ子に損害賠償請求してもいいんじゃないかと思ったりもする。そういえば、永谷園のアッコさん人形キャンペーン、そんなものほしがる人間がこの世にいるのか?永谷園はなにか弱みを握られているのだろうか。なにか関係があるのだろうか。和田アキ子らしきイラストのかかれたパッケージの商品をみるたびに購買意欲が減退するのだが・・・いけない、毛髪とは関係ない話になってしまった。

posted by happysad at 22:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍
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