「鉄腕バーディー EVOLUTION 2 (ビッグコミックス)
帯にはアニメ版のオリジナルキャラを演じている坂本真綾からコメントが寄せられている。オリジナルキャラがマンガに流入。バーディーが眠る以前の話も挿入して描いている。話自体は獣人が自衛隊サイドから登場、バーディーらは戸惑うがさて。 → ゆうきまさみ/鉄腕バーディー EVOLUTION
2巻を手にとる前に1巻を読み返すことはあまりない。そこで2巻を読み始めると、話がすんなり入ってくるものと、なんだこの話と混乱し思い出しづらいものんとがある。本作品が後者だが、それは物語が薄いということではなくて、本筋と関係ない過去の回想から始まっているためである。ある種の探偵物語である中身は他の登場人物とともに行動する場面になって、ああ、これはあの話か、とそこですんなり読み手の頭が切り替わった。
過去の級友の交友を追う話は、オープンになったままの札、めくったり閉じたりする札、そして新たに出てくる札とを交えながら、新しい話はほどほどにして展開していき、かつ、物語を追うのばかりにかまけず、ヒロインの心もフォローしていく。何度となく出てくるヒロインの気になる相手、彼はどう絡むのか。
これも内容を失念していた。1巻で一通り話が終わっているから、だろう。この2巻では主人公は同じながらも全く別の話が展開され、そもそも話しの中心は彼女ではなく友人である。ヒロインだけが悩みを持っているわけではない、そして彼女が周りを遠ざけてもそれでも気にしてくれる人がいる、というお話。 → 伊図透/ミツバチのキス