でも、否定する理由もわかる。普通の本屋が有料に転換してもそれはダメ、というのはもっとも。理想はわかるが、いま、現実にそれは無理でしょ、という話なので、納得する。特殊な本屋でしか成立しないだろう。
入場料をとる本屋としていろいろシステムを考えてるエントリも、考えすぎてややこしくなるようだとアウト。ビジネススキームは単純化しないと。でも単純だとまねされるので、真似できない部分は必要。そこが難しい。けれども、発想の発端としてはありだと思う。これを、全然だめ、と否定してもしょうがない。どう転がしていくか、が発想というものでしょう。ありかなしかの2拓ではない。エントリしたひとたちは当然理解しているわけだけれども、ね。
まぁ前提として、全国の公立図書館の大量閉鎖と有料制転換あたりは必要かな。タダで読める場所があると商売にならないので。自治体にカネがない状態なら図書館なんて維持する必要ないと思うよ。もちろん書店とバッティングしない品揃えの図書館であるなら意味があるだろうけれども、いまの図書館はそうではないだろうから、たぶん不要。ただ、一般市民の反対以上に、版元が図書館維持を求めて、新聞も絡めて大騒動になるとは思うけど。タダで読む習慣ついたらカネ払って読まないもの、図書館はよろしくないと思うんだけどね。
ただ、図書館のことをとやかくいっていては始まらない。つぶす権力もってりゃ別だけど。そうでないなら時間がかかる。となれば、図書館とバッティングせず、他の書店やコンビニともかちあわない品揃えで、入場料をとる本屋とすべき。万引きも少ない本屋になるでしょう。チャレンジャーもいるだろうけど大抵はカネ払ってまで万引きしに来ないから。
で、そういう本屋として考えたのが・・・エロ本屋なんですけどね・・・いや、専門店でもいいんだけども。ただ、話がずれてきちゃうんだよな、そうなると。元々が、立ち読み客は邪魔、彼らは買わないし貢献しない無駄でしかない、さてどうすべきか、みたいな趣旨だとすると。人が群がってなんぼ、効率悪いけど多くの人間を入れ込んで地引網的にすくっていくビジネスなんだから仕方ない、という見方でよいのかどうなのか、で意見が分かれているわけで。でも長い目でみると、こういう地引網ビジネス、たとえば地上波テレビにおけるCM、なんてものは、費用対効果が悪いとしてバスターされていくから、やっぱり現状のままで書店が生き残ることは、ナシ、なんだろうな。となると、効率よく稼げる書店ってなんだろう?と考える必要がある。書店員さんは、給料が安いのであれば、真剣に考えなきゃいけないところではあると思うけどね。逆に身近だと難しいよな。思ったところで実現する権限も財力もないと空しいだけだし。社内で提案すればいいじゃん、なんて能天気すぎるしなぁ。

私設の漫画図書館や名簿屋なども同様ですが、何を販売するか(閲覧、ハードコピー)で入場料の考え方や設定が可能というのは一律には出来ないし、それを制度化することも疑問が残りそうです。
ビジネスモデルのレガシー化(大前研一)と考えるしかないのでしょうね。店を開ければ客が来るという考え、販売努力の欠如など。
個人的には異常な流通制度に問題ありだと思ってます。
理想主義的には、儲からないことはするな式の世の中でなくなればと思いますが。。。
本は、再販制度が特殊ですが、返品可能な委託制度自体よりも、希望数が確保できない仕組み、取次がシステムとして強くて飛ばせない硬直化が、書店の儲からない理由でしょうか。でも融通利きそうな大手書店でも給料は安いか・・・
本当は、原価安い目玉商品があってこそ商売は成立するので、一律同一パーセントというのは規模を目指すほかなく、品揃えを充実させれば人手もいるという点で書店はなかなか厳しいのでしょう。利益を考えたらヴィレッジヴァンガードを目指すほかない。
とはいえ全般的な傾向としては
>店を開ければ客が来るという考え、販売努力の欠如
が書店業の衰退の要因なのでしょうね。ま、伝統的な商売すべてにいえる話ではありますが。地方商店街の衰退なんて結局これが一番なんでしょうし。店に魅力がない、という。
書店の場合、売り物である本をタダで読ませてしまう、という、ほかの商売では考えられないことをやっているところが異様ではあります。所有欲のないひとは買う必要がないですから。なのでコミックのシュリンクや雑誌のひもかけ、ということが起こるわけですが。おまけつきや袋とじ、DVDつきという雑誌や本が出てくるのは、この辺を意識してのことなのでしょう。
>理想主義的には、儲からないことはするな式の世の中でなくなればと思いますが。。。
大もうけはしなくていい、好きなことやって生活できれば、という考え方が一番だと思いますけどね。でも損を垂れ流すわけにはいかないので儲けは出さないといけないでしょうが。