2009年11月22日

【映画】すばらしいメイキング。『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

評判になる理由はよくわかる。これは、よくできたメイキングである。これを見ればライブ本番が見たくなる。

構成がうまいし、ここまでリハーサル風景が残っていたところが肝である。メイキングとして売るつもりがあったからか。本番を見ることができなくなったのは悲劇だが、マイケル本人は本番をやる自信がはたしてあったのか、どうか・・・。莫大にかかっただろう実施されなかったライブの費用が、この映画により回収できたであろうと思えば、大ヒットは結果として良かった。

内容は本番のライブを思わせる流れで、曲を丸々見せてくれるので、これが普通のメイキング映像のブツ切りと違って見るものを乗せる。ファン以外も乗せてしまうのは、楽曲をみなが知っているという点もあるが、映像の繋ぎ方がうまいのだろう。

地球を守れ、自然を守れ、的なメッセージの部分は正直唐突感があり、全体とバランスがとれていない気がしたのだが、その点を気にしなければ、話題性抜きに映像作品として後々見ても評価される内容なのではないだろうか。とはいえ記録という側面が強いので劇映画と比べて云々する気はないが。

今年見るべき映画を一本選べといわれれば、まぁこの作品なんだろうな、とは思う。同時代人としてほかの映画以上に今スクリーンで見ておく必要があるだろう。

→ 『 マイケル・ジャクソン THIS IS IT

posted by happysad at 22:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・映像関連

【映画】悪趣味!『イングロリアス・バスターズ』

ユダヤ人でないタランティーノが反ナチ映画を撮っている時点である種悪趣味であるのだが、現代映画で絶対的な悪として描いてよい数少ない対象であるナチスを題材に好き勝手やっている。ナチスの連中が言うことはどれだけ悪口でもかまわない。一方でナチスの連中に対してならば何をやってもいい。という敵味方のはっきり別れた物語。でも敵か味方かは俄かにはわからないという、裏切りの物語。

戦争映画に一見みえるが、中身はまったく。戦時を利用した映画であって、戦争とはあんまり関係ない。そしてビリングのトップであるブラッド・ピットが主役というわけでもない。

可燃性のフィルムを使い、映画館を爆破する計画を考える話なのだから、これは旧時代の映画への惜別の映画なのだろう。昔の映画のような重厚な構成で、昨今の映画とは違い、物語に追われている感がない。その分長いわけだが。でもクライマックスやオチはそれまでの重厚さをぶっ放す潔さ。B級だなぁ。しかも悪趣味だ。

というわけで、基本的に佳作ばかりのタランティーノ作品のなかでは代表作になりようはないが、ナチス相手の映画なのにぜんぜん戦争ものでなく、案外に低予算、さらにいえばユダヤ人の怨念的なものが物語上はあるにしても作品に染み付いていないからっとした所は非常にユニークなのではないだろうか。ちなみに、『 地獄のバスターズ』のリメイクっていうけど、これは翻案というか完全に別物ではないだろうか。

→『 イングロリアス・バスターズ

posted by happysad at 21:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・映像関連

2009年11月20日

azzurro

人形町で獺祭が買える小山酒店の隣。気にはなっていたが入らぬまま、開店からもう一年経ったらしい。

小奇麗なバー。1Fのみかと思ったら2Fもあるらしい。ロングドリンク800円、ショートドリンク900円でチャージなし。

なのだが。この店、入り口近くにガチャガチャがある。この一回500円のガシャポン、500円以上のドリンクのメニューが中に書いてある。それを注文するという仕組み。これは・・・楽しい!なんでも飲める人ならオススメ。自分じゃ頼まないカクテルメニューも入っていて、いやあ、面白いわ。

土日祝休業も、月〜金は4時まで営業。
ぐるなび - azzurro(アズーロ)

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2009年11月17日

コントレックス、安い!

アマゾンさんからメールが来た。

(お徳用ボックス) エビアン ミネラルウォーター ペットボトル 1.5L×12本 をみて、エビアン安いなぁ、と思っていたら、おんなじような値段でコントレックスが。→(お徳用ボックス) コントレックス 「正規輸入品」

1本166円、って500mlとおんなじくらいの値段じゃないですか。というわけで1ケースだけですが買ってみました。

SIGGボトルも買い換えたところなのでちょうどよいかと。→ SIGG(シグ) トラベラー0.6Lアル 50008

posted by happysad at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 水・ミネラルウォーター

2009年11月15日

川越へ小旅行

つばさ」に影響されて、ということではまったくないのだが、ロケ地であった川越に行くことになった。

どう行くかを調べる際、漠然と、東京駅から北上して大宮経由で川越までJRかな、と思ったが、路線検索をすると、そのルートは出てこず、池袋を経由せよ、と指示される。よくよく調べると和光市まで東京メトロで行ってそこから東武線に乗り換えるのが金額的に最安値であったようだ。なお東武線には 小江戸川越クーポン なるものがあり、往復運賃がお得、とあるのだが、池袋までの往復が980円。ん?片道450円じゃなかったっけっか・・・バスに乗れる分お得なのかもしれないが。

目指す先は川越氷川神社だったのだが、ここは川越駅からバスで10分歩いて3分、とある。駅からは2キロ以上あり歩くと30分コース。しかし蔵の町を見たいということもあり、バスが苦手ということもあるので歩くことに。少しでも近いということで東武東上線は川越市駅下車とした。

蔵作りの通りは、試験的に歩行者天国となっていた。ホコテンでない時間帯も二車線を一車線に変えて一方通行とする実験を行っているのだという。たしかに蔵つくりの町を散策するには、車の通行を止めるのがベターに思う。周辺の道路は混雑するようなので問題もあるようだが、しかし、ガードレールつきの歩道もないような町で観光客を呼び寄せようとしても、お仕着せのバス旅行者くらいしか来ないだろう。それはそれでいいのかもしれないが、せっかくの町並みが勿体無い。駅から歩ける距離なのだから、鉄道で呼び込んだ客を、やっぱり田舎は車が怖いわねぇ、など言われないようにもてなすのが基本なのではなかろうか。

しかしこの蔵の町は、観光客向けなのだなぁと、お店やお値段を見て思う。実際の生活者は川越駅からのユニクロやGAP、ZARAなども並ぶ通りしか行かないのかも。この商店街を見ると、川越は駅近くに住む分には暮らしやすい町なんだろうなと思った。それはつまり、わざわざ行く町ではないな、ということでもあるのだが、基本的にどんな町もわざわざ行くものではなくて、町は暮らすものであるのだから、それでいいのである。

川越唯一の映画館、川越スカラ座も外見の見学だけはした。大通りから外れたところに位置しており、上映はたとえば10:30/13:00/15:30/18:00とあるが最後の18時の回は土曜日しか上映していない。火曜日は定休である。と、非常に厳しい状況に見えるが、どうなのだろう。そもそもの経緯はこんな具合である。
映画館ブログ: 映画館の灯守りたい/映画館と商店会を活性化
映画館ブログ: 地元の若手経営者ら、再生かけ運営継承 今月閉館の川越スカラ座
映画館ブログ: 若者の手で18日復活 川越スカラ座
がんばってほしいが、たかが映画館のために無理はしないでいただきたい。

歩行者天国も、16時で実施終了。時の鐘のライトアップは17時からだったのだがこの辺とリンクせず。そもそも16時で客を帰そうとするようでは、その時間では食事するわけにもいかず店もなく、夜も足止めしようとするような観光地ではないのだな。それではたいした上がりもないのではなかろうか、と思うが、池袋から30分とはいえ体感的にはかなり遠く、ダイヤが頭に入っていない分ロスもあり、家から1時間30分、これはやはり結構な距離であり、それに見合うかというと考えてしまう。いい街ではあるのだけれど、住みたい街であって遊びに行く街ではないように思う。

来週は、川越よりぜんぜん近い、新三郷に出没予定。アド街効果も薄れただろうから多少は空いていることを期待。

posted by happysad at 00:04 | Comment(1) | TrackBack(0) | 旅行・宿泊

2009年11月12日

【続刊読破】「バクマン。」5巻−アンケートを巡る苦悩

バクマン。 5.jpg
バクマン。 5 (ジャンプコミックス)

高校生コンビが漫画家を目指す話、は週刊連載が決まり、本物の漫画家になった。漫画家になるのがゴールではなく、アニメ化されて彼女と結ばれるのがゴールの話、なので、この後が本編である。

ジャンプが舞台ということを上手く使い、アンケートに一喜一憂する姿が描かれる。シビアな話で、しかもアンケートにとらわれすぎる内容だが、漫画家という仕事の本質を描いているのだろう。自分の思うとおりに描いてそれで人気が出て売れるなら、それに越したことはない。が、読者あっての職業であるから、人気は気にしなければいけない。しかし気にしすぎて小手先の技に走ってもそれは一時的なカンフル剤にすぎず、身につかない。でもアンケートの結果が下がれば、気にしないというわけにはいかない。担当編集も含めたせめぎあいで、担当と作家の息が合っていることがまずは必要なのだろう。そこに毎週結果がついてくるのだから、これはシビアな仕事で、ボタンを掛け違えればあっという間に気まずいことにもなっていく。

こういう現場におらず外野からやいのやいのいうだけの読者って言うのは本当に幸せな存在だと思う。作品をありがたく楽しませていただきます。 → 【オススメ】 大場つぐみ、小畑健/バクマン。 | マンガ一巻読破

posted by happysad at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2009年11月11日

魚串 さくらさく 人形町店

人形町というか水天宮前駅のすぐそば、和菓子の壽堂の隣につい先日、11月4日にオープンしたお店。魚串専門店で、業態としては神楽坂に次ぐ2件目とのこと。

魚の串が150円から、だが基本は280円のラインで、おいしいがこれだけだと確かにいくらかかるかわからない。が、パスタや茶漬け など用意しほかに串盛り合わせは野菜もあり、魚にこだわらずこれらを組み合わせて食べれば結構食べでがある。特に珍味盛り合わせは580円で色々、七輪で自分で焼くというスタイルも楽しい。

ワインはボトルで2500円ほど、リーズナブルだが味も良い。ここで物足りなければラーメンでも、と思っていたがボトル頼んで二人で6000円強で十二分のおなかいっぱい。ここは使えます。

ただテーブルは、場所の有効利用とは言いつつも、視線をさえぎるサブテーブルが机上についており、これは邪魔といえば邪魔。気になる場合はカウンター席がよいでしょう。

参考:
フードスタジアム -- ヘッドライン -- 日本初の“魚串”専門店「さくらさく」が、待望の2号店を人形町にオープン!
魚串専門店魚串さくらさくオフィシャルHP
魚串さくらさく 人形町店 - 新しくできました! [食べログ]
【次に流行るお店】旬の魚を串でいただく、日本初の新業態店。「魚串 さくらさく」| フードリンクニュース
社長は25歳で企業されたようです。  "夢は逃げない”20代外食社長のブログ, アントレスト有村社長インタビュー「『熱さと行動力』だけが私の強み」(前編) | FDN フードリンクニュース
お店にいらしたスタッフ。名刺ではKawataさんのご様子。 岡山湯郷Belle オフィシャルサイト » 川田 里奈 , 岡山湯郷Belle オフィシャルサイト » 退団のお知らせ

posted by happysad at 19:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本橋

プチ・ニース

門前仲町からお引越し。 SALVATORE CUOMO&BAR 人形町店 の隣だが遅れてのオープン。店内は間口は狭くみえるが奥にはそれなりにある。とはいえそう大きなお店ではない。

お昼は宣伝していないがランチあり。ハヤシもあるが、スープ+メイン+デザートで1900円。スープも美味しいので手ごろかな、と思うが、調子に乗ってグラスワイン800円もあわせて頼むと2700円、しかし決済はカードは使えない。まぁ昼間だしね。なおランチビールやワインの類もあり。

夜はアラカルト中心。3桁円の前菜豊富でワインもボトル3000円前後から、主流は5000円〜6000円のボトルで上は2万円、しかしグラス800円前後からいくつか用意、と、ある程度がっつりから安めまで対応可能。料理の味は濃い目にはなるがワインで楽しむには最適。近所に来てくれて良かったと思うが禁煙ではないので隣でタバコを吸われると気になる人には気になるかも?

なお店内にはマヤマックス、おおたうに両氏のイラストが。詳細は下記リンク参照。

参考:
Au Petit Nice-journal-
Au Petit Nice-journal-: お宝ゲット
WORKS おおたうに オフィシャルブログ: お食事 アーカイブ
Au Petit Nice-journal-: MAYA MAXX降臨
Au Petit Nice-journal-: MAYA MAXX降臨2

posted by happysad at 15:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本橋

都寿司

暖簾わけした橘町のお店ではなく、水天宮に近いお店。

ランチはまぐろ丼1000円と二重ちらし1200円が有名。12時前だけれどお客さんいっぱい。待たされるとのうわさもあったが、早い時間にいけばすっと出てくる様子で数分と待たずに供された。

まぐろ丼はガリを刻んだものがかかっているのでその点で気に入る気に入らないがあるかもしれないが、普通に美味しいと思う。二重ちらしは具とすし飯とが別になっているので二重。ボリュームがそれなりにあってコストパフォーマンスが高い。

雨の日だと次回利用可能の200円サービス券が渡される。60日間有効なので使えるうちにまたいずれ。近所で手軽に食べられる店という点で、重宝しそう。

参考:
都寿司の口コミ 人形町・水天宮/すし [バンダイナムコアスクユー]
都寿司 みやこずし - 寿司、丼もの(その他)、鮨、すし(茅場町) [食べログ]
ぐるなび - 都寿司
東京都-中央区-都寿司へようこそ -すしてんドットコム-

posted by happysad at 14:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本橋

人形町 三日月座

人形町通りに近頃誕生したカフェスペース。東日本橋あたりにはリノベーションしてありそうな喫茶店だが人形町界隈では珍しいかも。

ルパン三世のセル画があるのが売りで、それはなんでかというと、このお店およびビルのオーナーがルパン三世の脚本も書いている柏原寛司氏(現シナリオ作家協会会長)夫妻だから、ということの様子。

ただそういうことに興味がなく普通のカフェとして利用するのでも十分。ブレンドコーヒー500円はしっかりと美味しい。

営業は11時〜23時。昼は食事可能、夜はお酒中心。人形町では貴重な場所なので度々訪れたい。お店は水天宮前から人形町通り(大通り)のBOOKS PISMO側を人形町(玉ひで)方面に歩いたところ。松竹庵の入っているビルの2階です。

参考:
coffee&pictures 人形町三日月座
KOM PICTURES
Amazon.co.jp: 柏原寛司
ショップブログ | 祝!人形町三日月座オープン!
取材記ブログ | 人形町“三日月座カフェ”のシアターとギャラリー。
カメラ片手に着物でお出かけ。 人形町#1 -三日月座-

posted by happysad at 14:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本橋

2009年11月07日

東野圭吾「名探偵の掟」

名探偵の掟 (講談社文庫)

名探偵もの推理小説の、パターンを野次った作品。パロディであるが、そのフレームを壊すギャグかげんが軽妙ではありつつも、笑わせるという点ではちょっと素っ気なくて物足りない・・・と感じるのはないものねだりか。小林信彦の「 唐獅子株式会社」あたりと比べちゃってるのがいけないのか。

この手の作品を書き好評を博すとどうしてもこちら方面に向かいがちなのだが、普通の作風にきちんと戻っていったところが著者のえらいところ。

posted by happysad at 00:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

2009年11月05日

【続刊読破】この巻はちょっと雰囲気が違います。「バーテンダー」15巻

バーテンダー15.jpg
バーテンダー 15 (ジャンプコミックスデラックス)

バーテンダー物語。当初の設定を忘れたかのような展開ではありますが、一方で昔のキャラクターに絡んだ話は出てくるので、こういう構成もありか。

今回は、長い連作ものが半分を占めるという珍しい形。主人公の父との関係も久しぶりに出てくるが、その仲が、この手の設定にありがちな間柄ではなくて、親子の情愛を感じさせるものであるところは上手い。

posted by happysad at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

【続刊読破】神尾葉子「まつりスペシャル」全4巻完結

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まつりスペシャル

ローカルプロレス団体を運営する父のもと、心ならずも女子プロレスラーをしているヒロインの話。家の借金とプロレスに向き合うことにし、両親の離婚の経緯も明らかになり、自分の恋心にも決着が。手堅いつくりの、きっちりとした作品でした。4巻完結というのも手ごろ。 → 神尾葉子/まつりスペシャル | マンガ一巻読破

posted by happysad at 22:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2009年11月04日

『MONOQLO』が面白い。

テストするモノ批評誌、という冠のついた雑誌『MONOQLO』を買ってみたのだが、これが面白かった。→MONOQLO (モノクロ) 2009年 12月号 [雑誌]

『暮らしの手帖』というか『室内』というか、それはいいすぎかもしれないので『おとなの週末』でもよいが、消費者サイドに立って考える雑誌。家電というかハードに疎い私にはどこまで的を射ているのかわからないが面白い。内容がやや下品なのは批評誌なので仕方ないが、レイアウトは品が良いのがグッド。『日経TRENDY』に飽き足らないひとに向いている。

しかしアクオスの評価低いね・・・そういうものなの?私はシャープは特に興味ないしケータイ以外は持っていないのでどうでもいいのですが。

年間購読も考えてます。それくらいに気に入りました。今まで手に取らずにいたのが残念。→ MONOQLO(モノクロ) -雑誌のネット書店 Fujisan.co.jp ん?年間12冊で9000円?・・・一冊680円だよなぁ。8160円より高いのか。そりゃないな・・・。私は色々組み合わせるのでFujisanで買おうかと思いますが。

posted by happysad at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌

2009年11月03日

東野圭吾「赤い指」

年老いた親とその息子との関係を、犯罪加害者一家と加賀刑事との双方を対比しながら描く一作。一方で事件を起こした人物本人の描き方は類型的。話の重点がそこにはないからそれでいいのだとは思うが、やはり少々引っかかる。それでも、それ以上の話を用意しているので、ここはこだわることではないのだろう。そもそも実際の犯罪なんて、そんなものだろうから寧ろリアルなのかもしれない。  加賀刑事の凄腕ぶりは本庁でも有名であるという点、それを明示しているのは面白かった。なお、従弟と同行していることもあってか、単独行動時に発揮する普段のコロンボ的な行動はあまりない。 → 赤い指 (講談社文庫)

こんなものを買った。: 東野圭吾「卒業」
こんなものを買った。: 東野圭吾「眠りの森」
こんなものを買った。: 東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」
こんなものを買った。: 東野圭吾「悪意」
こんなものを買った。: 東野圭吾「私が彼を殺した」
こんなものを買った。: 東野圭吾「嘘をもうひとつだけ」
こんなものを買った。: 巧い。東野圭吾「新参者」

さて、加賀恭一郎シリーズを一気に読んだが、オススメするとしたら、「どちらかが彼女を殺した」「悪意」「新参者」だろうか。「悪意」の発想は素晴らしい。3作とも向いている方向は別。同一人物のシリーズでも幅広さを感じられるというのが長年一線で評価され続けている作家の腕か。

posted by happysad at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

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