2009年11月12日

【続刊読破】「バクマン。」5巻−アンケートを巡る苦悩

バクマン。 5.jpg
バクマン。 5 (ジャンプコミックス)

高校生コンビが漫画家を目指す話、は週刊連載が決まり、本物の漫画家になった。漫画家になるのがゴールではなく、アニメ化されて彼女と結ばれるのがゴールの話、なので、この後が本編である。

ジャンプが舞台ということを上手く使い、アンケートに一喜一憂する姿が描かれる。シビアな話で、しかもアンケートにとらわれすぎる内容だが、漫画家という仕事の本質を描いているのだろう。自分の思うとおりに描いてそれで人気が出て売れるなら、それに越したことはない。が、読者あっての職業であるから、人気は気にしなければいけない。しかし気にしすぎて小手先の技に走ってもそれは一時的なカンフル剤にすぎず、身につかない。でもアンケートの結果が下がれば、気にしないというわけにはいかない。担当編集も含めたせめぎあいで、担当と作家の息が合っていることがまずは必要なのだろう。そこに毎週結果がついてくるのだから、これはシビアな仕事で、ボタンを掛け違えればあっという間に気まずいことにもなっていく。

こういう現場におらず外野からやいのやいのいうだけの読者って言うのは本当に幸せな存在だと思う。作品をありがたく楽しませていただきます。 → 【オススメ】 大場つぐみ、小畑健/バクマン。 | マンガ一巻読破

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2009年11月11日

魚串 さくらさく 人形町店

人形町というか水天宮前駅のすぐそば、和菓子の壽堂の隣につい先日、11月4日にオープンしたお店。魚串専門店で、業態としては神楽坂に次ぐ2件目とのこと。

魚の串が150円から、だが基本は280円のラインで、おいしいがこれだけだと確かにいくらかかるかわからない。が、パスタや茶漬け など用意しほかに串盛り合わせは野菜もあり、魚にこだわらずこれらを組み合わせて食べれば結構食べでがある。特に珍味盛り合わせは580円で色々、七輪で自分で焼くというスタイルも楽しい。

ワインはボトルで2500円ほど、リーズナブルだが味も良い。ここで物足りなければラーメンでも、と思っていたがボトル頼んで二人で6000円強で十二分のおなかいっぱい。ここは使えます。

ただテーブルは、場所の有効利用とは言いつつも、視線をさえぎるサブテーブルが机上についており、これは邪魔といえば邪魔。気になる場合はカウンター席がよいでしょう。

参考:
フードスタジアム -- ヘッドライン -- 日本初の“魚串”専門店「さくらさく」が、待望の2号店を人形町にオープン!
魚串専門店魚串さくらさくオフィシャルHP
魚串さくらさく 人形町店 - 新しくできました! [食べログ]
【次に流行るお店】旬の魚を串でいただく、日本初の新業態店。「魚串 さくらさく」| フードリンクニュース
社長は25歳で企業されたようです。  "夢は逃げない”20代外食社長のブログ, アントレスト有村社長インタビュー「『熱さと行動力』だけが私の強み」(前編) | FDN フードリンクニュース
お店にいらしたスタッフ。名刺ではKawataさんのご様子。 岡山湯郷Belle オフィシャルサイト » 川田 里奈 , 岡山湯郷Belle オフィシャルサイト » 退団のお知らせ

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プチ・ニース

門前仲町からお引越し。 SALVATORE CUOMO&BAR 人形町店 の隣だが遅れてのオープン。店内は間口は狭くみえるが奥にはそれなりにある。とはいえそう大きなお店ではない。

お昼は宣伝していないがランチあり。ハヤシもあるが、スープ+メイン+デザートで1900円。スープも美味しいので手ごろかな、と思うが、調子に乗ってグラスワイン800円もあわせて頼むと2700円、しかし決済はカードは使えない。まぁ昼間だしね。なおランチビールやワインの類もあり。

夜はアラカルト中心。3桁円の前菜豊富でワインもボトル3000円前後から、主流は5000円〜6000円のボトルで上は2万円、しかしグラス800円前後からいくつか用意、と、ある程度がっつりから安めまで対応可能。料理の味は濃い目にはなるがワインで楽しむには最適。近所に来てくれて良かったと思うが禁煙ではないので隣でタバコを吸われると気になる人には気になるかも?

なお店内にはマヤマックス、おおたうに両氏のイラストが。詳細は下記リンク参照。

参考:
Au Petit Nice-journal-
Au Petit Nice-journal-: お宝ゲット
WORKS おおたうに オフィシャルブログ: お食事 アーカイブ
Au Petit Nice-journal-: MAYA MAXX降臨
Au Petit Nice-journal-: MAYA MAXX降臨2

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都寿司

暖簾わけした橘町のお店ではなく、水天宮に近いお店。

ランチはまぐろ丼1000円と二重ちらし1200円が有名。12時前だけれどお客さんいっぱい。待たされるとのうわさもあったが、早い時間にいけばすっと出てくる様子で数分と待たずに供された。

まぐろ丼はガリを刻んだものがかかっているのでその点で気に入る気に入らないがあるかもしれないが、普通に美味しいと思う。二重ちらしは具とすし飯とが別になっているので二重。ボリュームがそれなりにあってコストパフォーマンスが高い。

雨の日だと次回利用可能の200円サービス券が渡される。60日間有効なので使えるうちにまたいずれ。近所で手軽に食べられる店という点で、重宝しそう。

参考:
都寿司の口コミ 人形町・水天宮/すし [バンダイナムコアスクユー]
都寿司 みやこずし - 寿司、丼もの(その他)、鮨、すし(茅場町) [食べログ]
ぐるなび - 都寿司
東京都-中央区-都寿司へようこそ -すしてんドットコム-

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人形町 三日月座

人形町通りに近頃誕生したカフェスペース。東日本橋あたりにはリノベーションしてありそうな喫茶店だが人形町界隈では珍しいかも。

ルパン三世のセル画があるのが売りで、それはなんでかというと、このお店およびビルのオーナーがルパン三世の脚本も書いている柏原寛司氏(現シナリオ作家協会会長)夫妻だから、ということの様子。

ただそういうことに興味がなく普通のカフェとして利用するのでも十分。ブレンドコーヒー500円はしっかりと美味しい。

営業は11時〜23時。昼は食事可能、夜はお酒中心。人形町では貴重な場所なので度々訪れたい。お店は水天宮前から人形町通り(大通り)のBOOKS PISMO側を人形町(玉ひで)方面に歩いたところ。松竹庵の入っているビルの2階です。

参考:
coffee&pictures 人形町三日月座
KOM PICTURES
Amazon.co.jp: 柏原寛司
ショップブログ | 祝!人形町三日月座オープン!
取材記ブログ | 人形町“三日月座カフェ”のシアターとギャラリー。
カメラ片手に着物でお出かけ。 人形町#1 -三日月座-

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2009年11月07日

東野圭吾「名探偵の掟」

名探偵の掟 (講談社文庫)

名探偵もの推理小説の、パターンを野次った作品。パロディであるが、そのフレームを壊すギャグかげんが軽妙ではありつつも、笑わせるという点ではちょっと素っ気なくて物足りない・・・と感じるのはないものねだりか。小林信彦の「 唐獅子株式会社」あたりと比べちゃってるのがいけないのか。

この手の作品を書き好評を博すとどうしてもこちら方面に向かいがちなのだが、普通の作風にきちんと戻っていったところが著者のえらいところ。

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2009年11月05日

【続刊読破】この巻はちょっと雰囲気が違います。「バーテンダー」15巻

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バーテンダー 15 (ジャンプコミックスデラックス)

バーテンダー物語。当初の設定を忘れたかのような展開ではありますが、一方で昔のキャラクターに絡んだ話は出てくるので、こういう構成もありか。

今回は、長い連作ものが半分を占めるという珍しい形。主人公の父との関係も久しぶりに出てくるが、その仲が、この手の設定にありがちな間柄ではなくて、親子の情愛を感じさせるものであるところは上手い。

posted by happysad at 22:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

【続刊読破】神尾葉子「まつりスペシャル」全4巻完結

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まつりスペシャル

ローカルプロレス団体を運営する父のもと、心ならずも女子プロレスラーをしているヒロインの話。家の借金とプロレスに向き合うことにし、両親の離婚の経緯も明らかになり、自分の恋心にも決着が。手堅いつくりの、きっちりとした作品でした。4巻完結というのも手ごろ。 → 神尾葉子/まつりスペシャル | マンガ一巻読破

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2009年11月04日

『MONOQLO』が面白い。

テストするモノ批評誌、という冠のついた雑誌『MONOQLO』を買ってみたのだが、これが面白かった。→MONOQLO (モノクロ) 2009年 12月号 [雑誌]

『暮らしの手帖』というか『室内』というか、それはいいすぎかもしれないので『おとなの週末』でもよいが、消費者サイドに立って考える雑誌。家電というかハードに疎い私にはどこまで的を射ているのかわからないが面白い。内容がやや下品なのは批評誌なので仕方ないが、レイアウトは品が良いのがグッド。『日経TRENDY』に飽き足らないひとに向いている。

しかしアクオスの評価低いね・・・そういうものなの?私はシャープは特に興味ないしケータイ以外は持っていないのでどうでもいいのですが。

年間購読も考えてます。それくらいに気に入りました。今まで手に取らずにいたのが残念。→ MONOQLO(モノクロ) -雑誌のネット書店 Fujisan.co.jp ん?年間12冊で9000円?・・・一冊680円だよなぁ。8160円より高いのか。そりゃないな・・・。私は色々組み合わせるのでFujisanで買おうかと思いますが。

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2009年11月03日

東野圭吾「赤い指」

年老いた親とその息子との関係を、犯罪加害者一家と加賀刑事との双方を対比しながら描く一作。一方で事件を起こした人物本人の描き方は類型的。話の重点がそこにはないからそれでいいのだとは思うが、やはり少々引っかかる。それでも、それ以上の話を用意しているので、ここはこだわることではないのだろう。そもそも実際の犯罪なんて、そんなものだろうから寧ろリアルなのかもしれない。  加賀刑事の凄腕ぶりは本庁でも有名であるという点、それを明示しているのは面白かった。なお、従弟と同行していることもあってか、単独行動時に発揮する普段のコロンボ的な行動はあまりない。 → 赤い指 (講談社文庫)

こんなものを買った。: 東野圭吾「卒業」
こんなものを買った。: 東野圭吾「眠りの森」
こんなものを買った。: 東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」
こんなものを買った。: 東野圭吾「悪意」
こんなものを買った。: 東野圭吾「私が彼を殺した」
こんなものを買った。: 東野圭吾「嘘をもうひとつだけ」
こんなものを買った。: 巧い。東野圭吾「新参者」

さて、加賀恭一郎シリーズを一気に読んだが、オススメするとしたら、「どちらかが彼女を殺した」「悪意」「新参者」だろうか。「悪意」の発想は素晴らしい。3作とも向いている方向は別。同一人物のシリーズでも幅広さを感じられるというのが長年一線で評価され続けている作家の腕か。

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2009年11月01日

【続刊読破】「ホタルノヒカリ」15巻完結

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ホタルノヒカリ 15―IT’S ONLY LITTLE LIGHT IN MY LIFE (講談社コミックスキス)

27歳ではじまった話は34歳にて完結。最終巻でいきなり5年飛んでいるのだが、紆余曲折ありながら、落ち着くところに落ち着いた、というところだろうか。この手の話は、きちんとまとめた、というところが重要で、その点うまく切り上げた点で評価したいと思う。

現実の教訓としましては、「出逢いなんてものはそうはない!」ということでございましょうか。実際問題、早く結婚するひとは学生時代に知り合った相手と一緒になります。あとは仕事関係ですが、社内恋愛は色々あるので、うまくいく人はいきますが、社内なだけに、一方が会社をやめる気だったり永久就職する気じゃないとなかなかまとまりません。社外の相手のほうがよいですが、仕事絡みの場合、なかなか難しいこともありそうで、派遣さんやバイトと一般社員との恋愛というほうがうまく転がるかも。まあ、社会に出ても、出逢いなんてないですよ。学生時代の彼氏彼女を大切にしたほうがいいと思います。

27歳は干物ではない、と思ったけれども、27歳でなにもなければ三十路超えたらもっとないからなぁ。別に出逢いなんてものはいつでもあるとは思うのだけれど、誰にでもあるというわけではないのだ。一瞬の運を大事にしてそれをきちんと捕まえられるかどうか、というのは、恋愛に限らずすべてにおいて共通する話だと思う。・・・そんな話だったっけ?

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2009年10月31日

良書です−双田譲治「育毛物語」

育毛物語.jpg
育毛物語―実録潜入ルポ

実録潜入ルポ、とあるように、育毛発毛を商売とするサロンに客として訪問したルポルタージュである。一方で病院やメーカーなどにも訪れている。

ヘアサロンは売ることが商売であるのだからポジショントークをするのは当然。そのなかでも安いか高いか、事前の話と違うかどうか、きちんと説明をするかできるか、そのあたりで良し悪しは出てくるようだ。事前に予想するように、全てがNGであるわけだが。

消費生活総合センターや日本毛髪科学協会へのインタビューを交えており、これがおそらくもっとも冷静。病院は病院でポジショントークを行う。場合によってはこれが一番、上から目線で物を言われ自信の裏づけもあるために厄介かもしれない。医療機関の言うことも一面的なものにすぎない、という認識は、この手の話をする際に失念しがちなことであるので、そこにも目配りしている点でバランスが取れている。

結論についても筆者は決め付けない。が、普通の生活を送ること、それを守るもとが重要でそれ以外には何もない、というのが主たる結論である。髪に悩んでいる若い人は読むべき。何の解決にもならないかもしれないが、余計なことをしなくてすむ。

とりあえずテレビCMをうっているからといって信用してはいけない。リーブ21に資料請求すると和田アキ子のファンクラブの入会案内が送られてくるというのは笑った。企業が問題起こしたら広告に出ているタレントも糾弾されるべき、なのだろうか。一蓮托生な気もするが所詮タレント広告塔にそこまでの罪はない?でもそれで金儲けしているのなら、被害にあった人は和田アキ子に損害賠償請求してもいいんじゃないかと思ったりもする。そういえば、永谷園のアッコさん人形キャンペーン、そんなものほしがる人間がこの世にいるのか?永谷園はなにか弱みを握られているのだろうか。なにか関係があるのだろうか。和田アキ子らしきイラストのかかれたパッケージの商品をみるたびに購買意欲が減退するのだが・・・いけない、毛髪とは関係ない話になってしまった。

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さよならプレッセ日本橋

今月に入り、改装売り尽くしということで品物が殆どないコーナーもあったプレッセ、気がつくと 公式サイト からその店舗名が消えていたのだが、 コレド日本橋のページ をみると、すでに新オープンしている様子。なので見学に行ってみた。スペースを限っての運営かと思っていたが、予想に反してフルオープン。しかし、その品揃えは以前とだいぶ違う。

ワインはカクヤスかと思うくらいの千円台前半ばかり。ピクルスやザワークラウトは撤去。生鮮食料も縮小で定評があったはずの安くて旨い鮮魚は消滅。ジュースも安いラインに変更。弁松の弁当などは路線変更の影響か仕入れナシに。

要するに、プレッセから東急ストアへの格下げである。日本橋界隈には高い買い物する人がいなかったということか。しかしこの路線で客が戻るかというと厳しいのではないか。

posted by happysad at 20:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本橋

東野圭吾「私が彼を殺した」

加賀恭一郎シリーズ。「 どちらかが彼女を殺した」が2択であったのに対してこちらは3択。容疑者が3人あがるが、加賀刑事が指名したところで物語は終了しており犯人の名前は記載されていない。

ちなみにこの作品も、ヒロインにとっては、誰が犯人であろうと実はかまわない、ということが明らかにされており、なのでこういう終わり方が作品として許容されるつくりになっている。

犯人当ての難易度は高い。しかし、犯人に行き当たると、腑に落ちない部分がある点で、作品として弱い。警察には犯人を指定できる明確な理由がある。加賀刑事はそれに至る過程を確認したかっただけだろう。一方でそこまで明確な特定理由を与えるに至った犯人の計画だが・・・杜撰ではなかろうか?ついているべき人物の指紋がついていないと思うのだが・・・拭き取る描写が入っていればここで悩まずにすむのだけれど。 →私が彼を殺した (講談社文庫)

こんなものを買った。: 東野圭吾「卒業」
こんなものを買った。: 東野圭吾「眠りの森」
こんなものを買った。: 東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」
こんなものを買った。: 東野圭吾「悪意」
こんなものを買った。: 巧い。東野圭吾「新参者」

posted by happysad at 00:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍

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